About Me

自分の好みのものを共有する人が周囲にいないため、このような場を設けてみました。 ときどき、覗きに来ていただいて、共有できたらうれしいです。 当方、おとめちっくなものが好きですが、性格はおとめらしいかどうかはあやしいですよ…。

【わたしは13歳、学校に行けずに花嫁になる】私が出来るちっぽけなこと。

わたしは13歳、学校に行けずに花嫁になる。: 未来をうばわれる2億人の女の子たち

『わたしは13歳、学校に行けずに花嫁になる。』



*『13歳で結婚。14歳で出産。恋はまだ知らない。』


これは、「プラン・ジャパン」のキャッチフレーズ。

この言葉をきっかけに「プラン・ジャパン」を知り、そして本書を手に取るきっかけとなった。

初めて目にしたとき、心に突き刺さった。
愛する人と結婚し、愛する人の子どもを産むことが普通だと感じていた自分の概念を真っ二つに割った言葉。

途上国の女の子たちは、恋を知らないまま、好きでもなんでもない相手と結婚し、その相手の子どもを出産をするのだ。

13歳なんて中1で、自分のときは、ちょうど女子グループの軋轢に苦しんで、14歳は中2で修学旅行のグループに悶々としたり、好きな人と同じクラスや隣の席になりたいだと思っていたときだ。
なんか自分の当時の悩みが学校中心だったが、途上国の女の子は学校に行くことすら出来ず、結婚・出産をしているとは衝撃だった。


*世界中の女の子の実情

本書では途上国の女の子たちの実際のエピソードが紹介されている。
  • 一日中無償で働かされる少女。
  • 早すぎる結婚。
  • 早すぎる出産。
  • 家事労働で一日を終える少女。
  • 貧しさ、女の子への偏見で学校に通えない。
  • 学校に通えても、貧困により途中退学してしまう。
  • 学校が必ずしも安全な場所ではない。(差別、嫌がらせ、ときには性暴力を受けることも)
学校に通えず、教育を十分に受けられない女の子たちは、また貧困と早すぎる結婚と出産となり、その子どもたちも同じ環境となっていく。
まさに悪循環。

同じ地球上に生まれながら、生まれた場所でこんなにも差があるのかと胸が苦しくなる。

*女の子への支援が良い方向へと導いていくきっかけ

女の子たちが教育を受けることで、女の子自身の自立に繋がり、暴力や貧困から免れる機会となる。
さらに女の子たちが仕事を手にして、収入を得れば、自治体や国にとって納税者となり、経済を潤す力となる。

女の子一人の力も大事だが、一緒に力を合していく力も大切とのこと。

それは家族、友だち、恋人、政府など周囲と力を合わせて、女の子を支援していくこと。
それが女性が男性より劣っていたり、教育を受ける必要のない存在であるといった間違った考えを正しい方向に変えることが出来る。

以前テレビで見たストリートチルドレンの男の子が勉強を始めて、ギャングから足を洗い、教師を目指している話があった。
その子が「教育は誰にも奪えない宝」と言っていたことを思い出した。
(うろ覚えなので、多少違いがあるかもれないがご了承を。)

*男性からの協力が大きな力となる


本書では、女の子の過酷な状況と共に、男の子の苦しみも紹介している。
「男らしさは強さ」という誤った思い込みが、危険な行為や労働を負わせたりする結果となっているようである。
男性優位主義が定着している国々では、戦争中の国で死ぬ若い男性よりも交通事故や自殺、暴力などで死ぬ確立が高くなっているとのこと。

そして、女の子の支援には男の子の理解も必要不可欠である。

ケニアの16歳の少年は、「女の子を学校に」という運動を始めており、「生理中には学校へ行くのが億劫」という女の子の声を拾い、生理用のナプキンを作って、女の子たちに配布している。
どうして彼はそこまで女の子たちに学校に来て欲しいのか。
自分の姉が学校に行けず、早すぎる結婚をしたが、夫は仕事をせず苦しい生活を送っているようである。
そこで「自分の母や姉が教育を受けることが出来ていた、仕事につくことができて、こんな苦労もなかったのではないか」と考えたことがきっかけだそうである。

「伝統的な男らしさ」の思い込みを捨て、「男の子は稼ぎ手、女の子は家事・育児」という役割分担を決めつけをゆるやかなものにかえて、男の子と女の子が協力しあえば、それは女の子のみならず、男の子が生きやすい社会の実現につながるのです。(本書p101引用)

*今のわたしに出来ること

本書では苦しい状況から抜けだして、学校に通ったり、起業したり、自分と同じような境遇の女の子たちを支援しようしたりする女の子たちを紹介してくれている。
彼女たちは、生きる力がみなぎっていて、とても力をもらえる。


自分も毎日12時間働かされて、サービス残業しんどいわーと愚痴っている場合ではない。
もっと自分も彼女たちを見習って、生き生きと輝ける人となっていきたい。

今の私にできること。
この本を紹介し、世界中の女の子の実情を発信するお手伝いをすることかなと思い、ここに感想を投稿したしだい。

ゼロから有はどんな魔法をかけても生まれない。
私の動きは小さなことではあるけれど、誰かがこの辺境のページを見て、彼女たちのことを知ってくれるきっかけとなることに役立てられたら幸い。

「応援の第一歩は『知ること』」(本書p130引用)

色々知りたい方は、是非本書を手に取ったり、プラン・ジャパンのサイトを訪れてみてください。

こちらのページも参考になると思います。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/15/plan-japan_n_6967740.html







【高慢と偏見の6年後】意外に楽しめたDeath Comes to Pemberleyについて

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『Death Comes to Pemberley』(邦題:『高慢と偏見、そして殺人』)

乙女度:★★★


あの『高慢と偏見』の6年後を描くミステリー作品。

まさかジェーン・オースティン自身も自分の作品で、ミステリー作品を描かれるとは思いもよらなかったと思う。
自分も、「なんで高慢と偏見でミステリーなんだよ」と思ったが、BBC製作と言われたら、やはりファンとしては見てみたいと思い、鑑賞してみた。


*肝心のキャスト、人物設定について


1995年版と同じBBC製作であるが、勿論キャストは一新されている。
さすがに今から20年前のキャストだと無理がある…。



■ 一番しっくり来ないのがエリザベス


原作のエリザベスの設定は、村では有名な美人であるが、今回の女優さんはそんなイメージがあまりない。
1995年版のエリザベスも初回見た時、失礼ながら「思っていたより若くない…?」と思ってしまった。
だがその後は、見慣れて来て、「ユーモアがあって明朗快活なエリザベス」をイメージ出来るようになった。
女優さんの演技力が素晴らしいのだと思う。

今回も初回、「これはエリザベスじゃない…」と思う気持ちが強かったが、見続けていると、初めに感じた違和感も薄れていき、自分の中のエリザベスに近づいてきた。

肝心のダーシーも、自分の中で1995年版のダーシーのイメージが強いが、こちらも見慣れたら問題なかった。

どうしても受け入れられない人はいるかもしれないが、今回のダーシーもエリザベスも、人物設定や性格がブレているわけではなく、寧ろちゃんとダーシーとエリザベスである。

パロディであることを念頭に置いていれば、初めの違和感は薄れて、受け入れが出来ると思う。




■ その他のキャストはイメージ通り


その他のキャストは、イメージを損ねることなく、イメージ通り。

ジョージアナが美しく成長していて、惚れ惚れする。
姉・ジェーンの美しさも変わらない。
リディアは、色っぽくなっている。
ウィッカムは若返ったように思うが、あの色男だけど悪い感じがマッチしている。

残念ながら、ミスタービングリーは出てこない。勿論、姉妹も出てこない。



■ 少し違和感のあるフィッツウィリアム大佐とデニー


ダーシーのいとこの大佐と、1995年版でウィッカムと同じ隊にいて、よくリディアと一緒にいたデニーであるが、原作と1995年版のイメージとは少し違う。
立場も意外なポジション。
まあ、物語上は仕方ないのかもしれないが、少し違和感。



*ファン的に嬉しいポイント



■ ダーシー、エリザベスの仲良しぶり

  • 6年後ということで、息子もおり、子煩悩なダーシーが見られる。
  • 二人の幸せそうな姿が見られる。
  • まさかの二人のそういうシーンもある…。(自分の中で、二人にそんなイメージが無くて、何故か笑ってしまった。意外すぎて。)
  • ミステリーということで、間は不穏な空気もあるが、ラストの二人はにやにやが止まらない。


■ 安定のおかんとリディア、そしてウィッカム

6年経っても、この3人は変わらない。その演出もファンとしては、ついつい笑ってしまう。
ウィッカムは笑えないが…。



*やっぱり、安定のBBC

ロケーション、衣装、音楽、一切問題なし。
ミステリー好きには、どう捉えられるかは分からないが、ただの高慢と偏見ファンとしては楽しめた。

高慢と偏見の6年後に興味がある人は、とりあえず観る価値あり。






【アニメ詰め合わせ】最後にえーーー!!!ってなるヒーロー&ヒロインたち

今回は、タイトル通り、「最後にえーーー!!!ってなるヒーロー&ヒロイン」をご紹介します。

温かい目で見守ってきた二人が、最後にえーーー!!!となると、なんとも言えない衝撃を与えられます。

えーーーーー!!!ってなるけど、物語としては仕方ないのかと割り切れるまで時間を要するものたち。

自分の中で記憶に残るえーーーーー!!!作品をどうぞ。

バジリスク ~甲賀忍法帖~ vol.12(初回限定版) [DVD] シュヴァリエ Vol.3 [DVD] 獣王星 VOL.1 [レンタル落ち] 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン1 [DVD]

*二世代に渡る想い合う男女




バジリスク ~甲賀忍法帖~ vol.12(初回限定版) [DVD]

『バジリスク』 乙女度★★★★★


■ あらすじ

対立する2つの忍びが、自分たちの気持ちとは反対に戦わなくてはいけなくなる。

二人の祖父母も、想い合っていたけれど、結ばれなかった過去。
二世代に渡る想い合う男女がどのようなラストになるのか。
想い合う二人が、なんとも微笑ましくて、応援したくなる。

■ おすすめポイント

なんせヒロインのど天然ぶりが可愛すぎる。
なんせヒーローの眉毛と睫毛が立派すぎる。


二人の出会いシーンは笑える。
天然ヒロイン好きは、必見。

■ 最終回の失意から這い上がる方法が公式的に用意されている作品

最終回を観て、うええええええええ!!!!!となったあと、ドラマCDを聞くと、かなり救われる。にやにやが止まらない。

あのドラマCDは反則だ。



*ただヒーローを案じて待ち続けるフィアンセのヒロイン


シュヴァリエ Vol.3 [DVD]

『シュヴァリエ』 乙女度★★★



■ あらすじ

フランス革命前夜。
姉殺しの犯人を探す旅に出るヒーロー。
ただヒーローを案じて、待ち続けるフィアンセのヒロイン。
西洋歴史ファンタジー作品。

■ 美人じゃないけどヒロインの健気な心が魅力的

ヒロインは、ヒーローを大切に想っているところが良く分かるが、ヒーローはヒロインに対して情熱的な姿は見せず、少し溝があるようにも感じる。

劇中の二人の絡みは、あまり無く、久しぶりに二人が会うシーンがあると、「ヒロイン頑張れ!」と応援したくなる。

ちなみにヒロインの顔が美人顔じゃなくて意外であるけれど、何度も見ていくと、彼女の純粋な気持ちに魅せられ、少し四角い顔も愛嬌が出てくる。

ホームベースぽい顔のヒロインがヒーローを一途に想う姿を見たい人は、是非。


■ 衝撃の事件後、ヒーローがヒロインに向ける表情にやられる

事件は、最終回よりも前に起こる。

うわあああああああ!!!!!!

となったあとの二人のシーンは、なんだかとってもロマンチックな演出…。

うわああああああ!!!となるけれど、あのシーンは結構好きだ…。




*大切な人は、一番近くで、ずっと前から側にいてくれる人


獣王星 VOL.1 [レンタル落ち]

『獣王星』 乙女度★★★


■ あらすじ

地球から脱出した人類。
コロニーの特権階級の息子だったヒーローが、何者かに両親を殺されてしまい、そのまま双子の弟と一緒に死刑星・獣王星(キマエラ)へと落とされたところから始まる。
信じられないほどの、過酷な星での生活。そんな時に、運命的に出会うヒーローとヒロイン。
二人を取り巻くキャラクターたちの人間関係や、独特な星の生態、陰謀など見どころたくさん。

SFと伏線が大好きな人は是非。

■ シリアスな雰囲気を明るくさせ、器の大きいヒロイン

個人的には途中でヒーローに「おい!」と喝を入れたくなる。

でも、そんなヒーローを真っ直ぐ受け止めるヒロインに救われる。
生命力溢れる、裏表のない、ヒロインがとても好印象。

とにかく元気なヒロインが好物な人も是非。




*目指しているものは同じ二人(だと思う)


機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン1 [DVD]

『ガンダム00』 乙女度★★


初めに一言。

この二人のラストは、個人的に前代未聞の衝撃を与えてくれました。

この二人は恋人とか男と女とか、そんな次元じゃなかった。


全ては、映画版のラストのラストで語られる。
どうなるのか気になって、本編50話を観たあと、映画版を観て、スタッフロールを観て、そして…そして…、

なんだってーーーーーー!!!!!!

てなった。


初めは衝撃的すぎて、頭がついていけなかったけれど、あれは同じものを目指していた二人らしいラストだったのかなと。


色々新しい形のラストだった。




*さあ、観たくなった?


拙い文で、作品たちに興味を持っていただけたのなら幸い。

しかし、観たあとの気持ちの整理は、ご自身でお願いします。


と、脅しつつも、みんな良い作品たちですので、良ければ是非、観てみてくださいな。




2015/2/11 加筆修正







【ますだくんシリーズ】ますだくんがもっと愛おしくなる。



ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)

ますだくんのランドセル

ますだくんの1ねんせい日記 (えほんとなかよし)

ますだくんの1ねんせい日記

★★★★★

前回、ご紹介した「となりのせきのますだくん」の続編!?です。

まさか、シリーズになっていたとは知らずびっくりでした。



*ますだくんのランドセル

「となりのせきのますだくん」では、ますだくんは何故か赤いランドセルを身につけています。

子どもの頃に読んだとき、ますだくんが「怪獣」であると同時に、男の子だけど赤いランドセルを身につけていることが、ますます混乱することに…。

男の子だけど、赤いランドセルを身につけている理由がこの本で解明されます。
この歳で、こんなに自分の意見を持っているますだくんは、とっても素敵だなあって思うと同時に、ますだくんの兄弟も素敵だなあと思うお話。

(初めて、「となりのせきのますだくん」を読んだあと、別の機会にも「となりのせき~」を読んだことがあるのですが、そのときはますだくんのランドセルが黒色に変化していた記憶があります。当時、「あれ?赤色じゃない??」と思った記憶があります。もしかして、「なんで赤なの?」と読者からたくさん質問があって、再版のときに黒色にしたとか??私と同じ体験された人いませんか~?)

* すだくんの1ねんせい日記

ここでは、あの「となりのせきのますだくん」の話をますだくん視点で描いています。
何故、ますだくんがみほちゃんにイジワルだったのか。
あの日の事件後、ますだくんがどう思って、どう行動したのかが分かります。
このお話を読んで、よりますだくんという男の子が愛おしくなると思います。


*他にもまだあるぞ


ますだくんとはじめてのせきがえ (えほんとなかよし)

ますだくんとはじめてのせきがえ

 ますだくんが苦手なみほちゃんと、泣き虫のみほちゃんが心配だけど不器用なますだくんの初めての席替えのお話。すったもんだの末、結局…?

ますだくんとまいごのみほちゃん (えほんとなかよし)

ますだくんとまいごのみほちゃん

ここまで来ると、ますだくんとみほちゃんに信頼関係が出来上がってきている感じがします。


*こんなこと考えてしまう


ますだくんとみほちゃんが、大きくなっても、お互い良い関係を続けていってくれたならあと思う。困ったら助けあって、相談に乗ったりして。
そして、思春期に特別な感情が芽生えて…っていう展開は少女漫画すぎますね。

でも、小学生のとき、やんちゃだった男の子も、年齢を重ねるごとに、とってもおとなしくなっていきますね。
そんな男の子の方が、人に優しかったりするような気がします。
私の周りにもそんな男の子いましたが、今は家族思いの優しい男性です。

人の成長って愛おしいですね。





【となりのせきのますだくん】子どもの頃には理解出来なかったことが、大人になって分かる絵本


となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

「となりのせきのますだくん」

★★★★★


「朝おきると、学校にいきたくない。ずるやすみをしたい。きのう、となりのせきのますだくんとけんかをしたから……。」


泣き虫のみほちゃんと、その隣の席のますだくんの物語。

ますだくんは、みほちゃんが嫌がることばかりしてくる。

だから、みほちゃんは学校に行きたくない。

そんなある日、二人に事件が…!


*小学1年生だったころの感想


何故、ますだくんは人間じゃなくて、「怪獣」なのか。

何故、最後にますだくんは、「怪獣」から「人間」になったのか。

それがどうしても分からなかった。

*大人になって読み返した感想


どうして、ますだくんが「怪獣」なのか。

どうして、ますだくんが最後に「人間」になったのか。

すべて、大人になってから分かりました。

そう、みほちゃんにとって、いつも自分の嫌なことをしてくるますだくんは、「怪獣」に見えるのです。



ある日、「怪獣」のますだくんが、みほちゃんの大事なものを壊してしまい、二人はケンカしてしまいます。

みほちゃんは、次の日学校に行きたくないけど、渋々行くと、校門に気まずそうにますだくんが…。

みほちゃんは見ないふりをするけど、ますだくんから「おい!」と声をかけられ、素直にますだくんが「ごめん」と謝る。

そのあと、二人は一緒に校舎に入っていくが、そのときの後ろ姿では、ますだくんは、「人間」の男の子として描かれています。


みほちゃんから見て、「ごめん」と謝ってくれたますだくんと少し距離が縮まって、以前の「怪獣」のような怖さを感じなくなったという比喩表現なのだと。


この表現に気付いたのは、大人になってからだったのだ!

子どもの頃は、どうしてもその意味が分からなかったのです。
比喩表現を理解できる年齢ではなかったんでしょうね。
でも、分からないなりに、何故かとても気になる絵本でした。
だから、大人になっても覚えていて、もう一度手に取る機会を得たのだと思います。

*子どもの頃に見た人はもう一度 。読んだことないひとは、ぜひ。

みほちゃんの大事なものが壊れて、それをますだくんがどうするのか。
謝るまでの、二人の微妙な距離感。
「ごめん」を言わなきゃいけないけど、素直に言い出せない気まずさ。
きっと小学生だったときのことを思い出してしまうはず。

大人になって、この絵本を読んで、より大好きになってしまいました。
ますだくんの不器用さがこんなに愛おしいとは。



皆さんも、子どもの頃に読んだ本で、忘れらないものってありますか?











【あの橋の名前】Window7デフォルト壁紙のあれ


我が家はWindow7です。

デフォルトの壁紙は、なかなか個性的。

その中のお気に入りがこちら。


win7desktop



Window7ユーザーなら、見たことがあると思います。

「きれーだなー」
「これどこなんだろうー」
「勿論、外国なんだろうなー」

と思って眺めていたら、

次第に、

この橋、どこの国にあって、なんていう名前なのか気になって仕方ない!


と思うようになってきました。

ということで、この橋の探索開始!


【美女と野獣】全世界の乙女が知っている、乙女と獣の物語

美女と野獣 スペシャル・エディション (期間限定) [DVD]

『美女と野獣』 乙女度★★★★★


好きなんです、いい歳こいて。


ときどき、思い出したように観たくなるんです、いい歳こいて。



このブログに来てくださっている方、ほとんどが一見さんだと思いますが、大半の方は、『プライドと偏見』か『高慢と偏見』のページを見に来ている方なので、それなら、『美女と野獣』も好き人がいるんじゃないかって思ってる!


*デズニーの底力① Blu-ray版

さすが、すっごくキレイです。

今さら、ビデオでなんて観えないぜ。

DVDなんて過去のものさ。
これが1991年の映画とは思えないくらいに。
勿論、16:9だ!
※ この記事の画像はDVD版です(Blu-ray版の画像がしっくり来なかったので、こっちを掲載。)


*デズニーの底力② 驚愕の日米の声の差異

なんと、普通に話しているとき、歌をうたっているとき、両者を日米で切り替えても、全く声に変化がない!

日米で同じ声優さんなのかと思いきや、勿論違う。そりゃそうだ。
でも、日本語でも英語でもキャラクターの声に差異がほとんどない。
さらに、会話パートと歌パートで声優さんと歌手の方とで、キャラクターに二名配役しているものもあるというのに、会話していようが、歌っていようが、差異がない。

つまり、ベルが日本語であろうと、英語であろうと、みんなと楽しく会話していようと、るんるんで歌っていようと、同じ声に聞こえる。

さらに言うと、野獣日本語であろうと、英語であろうと、切なく吠えようと照れくさそうに歌おうと同じ声に聞こえるのだ

どうやって似たような声質の人を見つけてくるんだろうか…。


*子どものときに見た時と違ったこと

やっぱり、子どものときと大人になってからとでは、違った感想もある。

  • 子ども頃は、ベルと野獣が惹かれ合うまで、もっと時間があったような気がしましたが、大人になってから観ると、そうでもなかった。
  • 父に身代わりで、ベルが野獣の城で人質になるが、「その場では素直に人質になるって言って、あとで逃げればいいのに」って思った嫌な大人な自分を発見した。

でも、子どもの頃に観て、好きだったものは、大人になっても、好きなままなんだなっ!
みなさんは、そんなお話ないですか~?


【コメント返信】プレゼンについてのコメントがありましたぜ!



お久しぶりです。
放置が得意です。
すみません。

久しぶりに確認すると、【スーパープレゼンテーション】自分の世界を広げるプレゼンの記事に、匿名の方からコメントをいただいていました!

こんな辺境の地にコメントをくださる方がいるとは…。
びっくりした…。

匿名さんからは、「高校生のプレゼンの機会を増やすためにはどうしたらいいと思いますか?」という内容でした。

ということなので、自分なりにちょっと考えてみました。
ええ、本当にちょっとです。


私は、今回の記事をただ深く考えず、「この道のプロフェッショナルだけが知っている話」をこんなに魅力的にみんなに発信できるのって、素晴らしいなあと思ったことでした。

匿名さんのコメントでは、高校生のプレゼンという、とても限定的ですが、何か意図があるのでしょうか?

一般的に高校の授業で、プレゼンをすることってあまり無いように思います。
自分のときと大きく変わっていなければですが…。
でも、自分から発信して、納得してもらったり、反応してもらうのってとても楽しい体験だと思います。(緊張もするでしょうし、上手くいかなけば、冷や汗モノでしょうが…。)
高校生のプレゼンの機会自体がどれほど少ないものなかの、素人の私には分かりかねるところもあります。
ですが、子どもの頃から、人前で自分の意見を発表する機会があり、みんなが自信を持てたら、「プレゼンしたい!」と思う高校生も増えるのではないでしょうか?
日本の高校生の中で、積極的に人前で自分の意見をドンドン言いたい人って、どれくらいいるのかな?
ただ単に機会を増やしても、積極的に前に出てくる人を作らないと参加者数が寂しいことになるとか?

これが、私がとりあえず考えたこと。
答えになってませんが、お許しを…。

とおりすがりが、ふらーりとささやきました。

匿名さん、ずっと放置していたので、一年越しでのお返事申し訳ありません。

【ふら~りとささやく】当ブログの検索ワード2


またまた、こんな辺境の地に迷い込んだ子羊がいたようです。

今回は、yahooからの検索で来られた方が一名。

さあ。その検索ワードは、




「プライドと偏見 楽しみ方」




でした!


検索された方は、この映画を観て楽しみ方を見いだせず、その苦悩の末、何か糸口を見つけたいがためにヤフってみたんでしょうか?

きっかけを想像するのは面白いですが、真相はその方のみぞ知る。


もし、原作を読んで、プライドと偏見を観たら、少し拍子抜けすることもあるので、原作好きはBBC版をぜひ観ていただきたいと思います。

BBC版を観たら、プライドと偏見の良さに気づくことができると思います。
私がそうだったので。


さあ、今度はどんな方が来られるのかしら?

楽しみです。


【ふら~りとささやく】当ブログの検索ワード


広大なワールドワイドウェブな世界の中の辺境の地である、当ブログ。

一体どんな方が見てくださっているのかと気になるところ。

珍しく検索から来られた方がいたようで、その検索ワードを見てみると・・・、




「世界文学ツンデレ」



でした!


なんと!


『高慢と偏見』のページに辿りつくようです。

名誉なことでないか!


検索された方が、どうか「高慢と偏見を読みたい!」と思ってくれるといいなぁと思います。

※本当のところ、高慢と偏見はツンデレでいいのか、書いた本人なのに自信がないですが…。

もっと物理が好きになる、『MIT白熱教室』


NHKの白熱教室という番組をご存知ですか?

海外の有名大学の有名教授によりスペシャルな講義が家にいながら視聴できるという素晴らしい番組。

公式サイトには、
『新しい知識との出会いはいつも刺激的。あなたの知性を鍛える、スリリングな60分』
と紹介されています。

とりあえずサイトにどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/


今、放送中なのが、MIT(マサチューセッツ工科大学)のウォルター・ルーイン教授の物理の講義。

「物理」という言葉を聞いて、うげーとなったそこのあなた。

とりあえず観てみてください。
きっと、「物理ってこんなに面白かったんだ!」と驚くはず。

私も物理に苦手意識を持っていました。
ですが、さすがMITで「教壇のスーパーヒーロー」と呼ばれるだけの教授の講義。
教える人の力で、面白さ、理解のしやすさが全く変わってくるのです。

無理やり暗記したあの公式や法則の意味を、教授が身を持って実験!
76歳とは思えないパワフルさ。

講義を観て、自分たちが何気なくすごしていて、当たり前だと思っていた事象が、こういう法則が成り立っていたのかと気づいた瞬間、ワクワクが止まらない。
「地球すごい!」と思うようになるはず。私はなった。

学生時代物理嫌いだった大人たちへ。
これから物理を習う高校生へ。
物理好きだった人も、もっと大好きに。

一度、刺激的な60分を堪能してみてください。


ちなみに私は以前に、スタンフォード大学のティナ・シーリグ教授の白熱教室と、マイケル・サンデル 5千人の白熱教室を観たことがありますが、やっぱりどの白熱教室も面白いです。

『マイケル・サンデル 5千人の白熱教室』をまとめたサイトがあるので、ご紹介。
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1206/05/news080.html

上記サイトの内容を読んで、「ん?なんかすごいぞ。面白いぞ。ふむふむ」と思った人は、ぜひ白熱教室の道へいざ!!



【ハイスクールミュージカル】最強爽やかラブなミュージカル

ハイスクール・ミュージカル [DVD]

『ハイスクールミュージカル』 
乙女度★★★★



あのディズニーが2006年に発表した、ミュージカル。
はじめて観たとき、爽やかなスクールライフと、音楽の良さ、キャラクターの魅力に見事にハマりました。



*こんな人におすすめ!

  • 楽しく、笑顔で、深く考えずに観たい人。
  • 学校一の人気者のバスケ部キャプテンの主人公(男)、学校一秀才な彼女の組み合わせに惹かれる人。
  • 主人公の男の子が恋愛にうぶで、彼女との会話がどきがぎするのを見て、ニヤニヤしてしまう人。
  • やっぱり、運命の出会いは、転校生でしょ!
  • 主人公たちを邪魔するライバルが、 自意識過剰な女王様タイプの姉とその双子の弟で、弟が女王様の姉に振り回されてるという設定にニヤッとする人。
  • とりあえず音楽聞いてみて、好みだと思った人。
  • 吹き替えの声優陣が、森田成一さん、折笠富美子さん、永田亮子さん、福山潤さん、関智一さん、 坂本真綾さん、榎本温子さん、岸尾だいすけさんと聞いて、豪華だなと思った人。
どうですか?
どれかに当てはまりましたか?

観て損はないので是非どうぞ!



*あらすじは…。


大晦日の夜、旅行先でカウントダウンパーティに参加した主人公とヒロイン。偶然にもデュエットすることになった二人。今まで人前で歌うことなんてなかった二人が、お互い気持ちよく歌うことができ、急速に距離が縮まる。
しかし、パーティのあと、彼女と出会うことができないまま地元に帰ることに。

しかししかし!
地元の高校に、あのときの彼女が転校生としてやってきた!
さあ、音楽に導かれた二人の運命が交差する!!


*みどころ

個人的に、今まで恋愛にこれっぽっちも縁がなく、バスケだけ考えていた主人公の前に、彗星のごとく現れたヒロインに、ドキドキしっぱなしの主人公にニヤニヤしてしまいました。

音楽は、元気いっぱいのものから、しっとりしたもの、パンチがきいているものなど、色々なものがありますが、どれも素敵でかっこいいものばかり。
個人的には、

  • Start Of Something New:主人公とヒロインがはじめてデュエットした曲。
  • Get'cha Head In The Game:バスケをしながら歌うかっこいい曲。
  • We're All In This Together:ラストにふさわしい、一番爽やかで元気の出る曲。
が好きな曲です。
視聴どうぞ↓
https://itunes.apple.com/us/album/high-school-musical/id129994303

アメリカの作品なのに、性的な表現が一切無く、恋人同士の表現としては、手をつなぐまで。それ以上をニオわすこともないです。
(キスもなかったような…?記憶違いかな?続編ではキスしてますが。)


人を好きになって、その大好きな人と仲間と紆余曲折を経て、ゴールを目指す。

とっても爽やかな作品。

ストーリーとしては、これといってかなり目新しさはないですが、音楽、キャラクターが魅力を引き出しています。


高校生に戻った気分で、どうぞ味わってみてください。






【スーパープレゼンテーション】自分の世界を広げるプレゼン


NHKの番組『スーパープレゼンテーション』をご存知でしょうか?

まず公式サイトの言葉を借りて、簡単に説明を。
世界が注目するアメリカのプレゼンイベント「TEDカンファレンス」。
 TEDは、価値のあるアイデアを世に広めることを目的とするアメリカの非営利団体。
会場には文化・芸術・科学・ITなどの最先端を行く「いま世界を変えようとしている人たち」が次々と登場し、エネルギーと驚きに満ちた渾身のプレゼンを披露。番組ではそのアイデアを英語で学んでいく。
だそうです。

TED?プレゼン?英語??

とりあえず、百聞は一見にしかず。
公式サイトでは、放送されたプレゼンがそのまま視聴できますので、まずそちらをどうぞ。

私のお気に入りのプレゼン。
10月8日放送のフランク・ウォーレン『50万通の秘密』より。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/121008.html




どうでしたか??

プレゼン力の高さは言うまでもないと思います。

こんな人がこんなことをしているのか!知らなかった!面白いな!

こんなことを思いませんでしたか?

紹介したプレゼンは、わかりやすくて、きっかけにはいいと思います。

他にも社会的なプレゼンなど、本当に色々なプレゼンがあります。

TED公式サイトにも、日本語に翻訳したものを掲載されているようですが、この番組は、ハイクオリティなプレゼンの中から、より選りすぐったものを放送しているようです。
スプリクトもあり、英語を勉強したい人にもちょうどよいと思います。

英語なんて無理無理て方は、プレゼンを見るだけでも楽しめるかと。

興味を持った方は、ぜひTED日本語サイトにも訪れてみてください。


国営放送の本気。究極の『高慢と偏見』

高慢と偏見[Blu-Ray] ジェイン・オースティン原作 リマスター&豪華コレクターズデザインケース仕様 【日本語吹替/日本語・英語字幕収録】
『高慢と偏見』 BBC版


*国営放送の本気を見た!


これこそ、究極のエリザベスとダーシーを描いた作品でしょう。

1995年BBCで全6話で製作されたドラマ。
約6時間もあるため、十分に世界を表現してくれている。
キャスティングも衣装もロケーションも抜かりなし。

原作を読んで、はまった人は見るべし。
『プライドと偏見』を観て、物足りなかった人は見るべし。

私は、はじめに『プライドと偏見』を観て、肩透かしを食らい、この原作愛をどこにぶつけたらいいのか、悶々としたところで、これを観たので、大満足でした。
『プライドと偏見』にも、独自の良さはあるのですが、まず原作を忠実に再現したものとしては、かなり物足りなさを感じたのです。

*BBC版の『高慢と偏見』の好感が持てた点

  • 俳優陣の見事な演技力。目力。
  • 作品全体に漂っているスタッフの作品にかける情熱が半端ない。ただのドラマと思うなかれ。
  • 「ダーシー」というキャラクターをより掘り下げた表現。
原作にはないシーンがありますが、ダーシーという人物をより掘り下げて、魅力的描くことに成功しています。
「こんなこと考えていたんだー」と想像を膨らませてくれます。
視線だけで、ダーシーがエリザベスを、エリザベスがダーシーをどう思っているのかをその時々で表現しています。
物語が後半になると、二人の視線が以前とは別の感情を含んできて、にやにや。

BBC版では、二人の結婚式も描かれ、二人の幸せな姿が見られて、本当によかったと思う作品です。

*どこで観られる?


DVD、Blu-rayは、お値段は高めなので、ダウンロード販売で観てみるとよいかもしれません。
VIDEX楽天ダウンロードで販売しているようです。
一話210円。リーズナブル。
私は、VIDEXでお世話になりました。
こちらの方が、まとめて購入すると、割引と二週間レンタル(通常一週間)になる特典がついていたので、お得感があります。

まあ、私の場合は、はまりすぎて、結局Blu-ray買ってしまったんですけどね…。





【プライドと偏見】目が合う、はじめて触れる、会えたときの喜び。


プライドと偏見 [DVD]

『プライドと偏見』
乙女度★★★★★


*恋をしたときに感じることを見事に表現。


なんだかんだ言って、初めて見た時から気になって、目が追いかけていて。
偶然にも好きな人と手が触れ合って。
気まずいときに会って、なんとか平静を装ってみたり。
会いたいと願ったときに、想い人が目の前に現れて。

見ていてきゅんとなるところがたくさんあるのです。

気づいた人はいるかもしれませんが、この『プライドと偏見』は、以前紹介した『自負と偏見(高慢と偏見)』を原作とした2005年の映画。
原作より乙女度が高くなっていると思います。


*すすめシーン!

  • エリザベスとダーシーの初対面シーン。
  • はじめて手が触れ合うシーン。
  • 二人のダンスシーン。音楽が二人の緊迫感をより表現。
  • ペンバリーでの再会シーン。
  • 夜明けの出会いシーン。
あまり詳しく書くと、観たときに面白さが半減しますので、簡単に書きました。
これらのシーンは乙女度全開です。
必見です!


*原作との差異

【個人的には…】

前述とおり、単体の映画としては、私は好きです。
ですが、高慢と偏見を原作として、それを表現できているかと考えると、物足りなさは否めません。

【ダーシーについて】

ダーシーはプライドが高く、高慢な男ですが、この映画のダーシーはただ口下手で不器用な優しい青年なんだろうなというのが、かなりはじめの段階でにじみ出てしまっています。
はじめは嫌なやつだけど、だんだん彼の本当の姿を知って、好きになっていくというのが、この作品の面白さ。
はじめの段階で、ダーシーに悪い印象を持たせて、そこから大逆転が一番わくわくする流れなのに、そのパンチが弱い。

でも、個人的には、ちょっとヘタレぽい、映画版のダーシーも好きです。

【ストーリーについて】


監督曰く、一番はじめのプロポーズのシーンで二人はすでに惹かれ合っていると説明しています。
ですが、原作では、はじめのプロポーズでエリザベスは、よりダーシーを憎む気持ち持ってしまっていることを考えると、全く原作通りというわけではありません。

約600ページの原作を約一時間半で表現するには、重要なところを抜粋し、映画独自の流れが出てくるとは思います。

【その他のキャラクターについて】


映画版のビングリーは、なんだか、その…あまり頭が良さそうな感じが…しない…。
なぜ、あのキャラクターにしたのか謎。
まあ人の良さそうな感じなのは、分かりますが…。

映画版のキャロラインも、BBC版とは違った印象。
BBC版のハイパー高飛車なまた違った感じです。
(衣装がシンプルだからそう見えただけ?)


あと!コリンズの「勘違い残念メンズ」な感じは、かなり面白く演出されてます。
コリンズとエリザベスのダンスシーンで、コリンズがエリザベスを口説いてくるわけですが、すっごくエリザベスの表情が「…まじ最悪っっ…早くダンス終われ…」と物語っているところが、笑えます。




*でもれにはこれの良さがある 


原作を読んでからだと、満点はあげられないけれど、恋愛映画としては、とてもツボを押さえた作品です。

そして、なんといっても音楽と映像美、たいへんすばらしい。

原作をご存じない方でも、「きゅん」としてみたいなあと思う方は一度ご覧になってはいかがでしょうか?


参考までに、おすすめの「はじめて手が触れ合うシーン」
http://youtu.be/SOerFYfdMTY


*すでに鑑賞した方たちへ

前述の「おすすめシーン!」について、私の一言感想です。
  • エリザベスとダーシーの初対面シーン。(ダーシー、リジー意識しまくり)
  • はじめて手が触れ合うシーン。(ダーシー、内心うはうは)
  • 二人のダンスシーン。音楽が二人の緊迫感をより表現。(ダーシー撃沈)
  • ペンバリーでの再会シーン。(ダーシーにラッキーが舞い込んできた)
  • 夜明けの出会いシーン。(胸毛が気になる)
以上!



2012/10/10 投稿
2014/05/02 編集

むずかしいことを考える前に、


無印良品のウィートオレンジで、すっきりゆったりな時間を。

嫌味のない、さわやかで心地よい甘さの香り。

アロマディフューザーに数滴落として、楽しんでいます。

【高慢と偏見】18世紀のツンデレ文学。(と言い切ったら、きっと怒られる)

自負と偏見 (新潮文庫)

『自負と偏見』 ジェーン・オースティン 

乙女度★★★


こんな男、大嫌いだって思ってたのに、まさか…こんなに惹かれてしまうなんて…。byエリザベス・ベネット(主人公)心の声代弁。

この流れを聞いて、ちょっと読んでみたくなった人いませんか?
私は本の裏表紙の「高慢なダーシーが実は誠実な人だと知ったとき…」というフレーズでやられました。

この『自負と偏見』、ジェーン・オースティン原作のたいへん有名なイギリス文学です。
 もしかすると『高慢と偏見』の方が馴染みがあるかも。
何度か映画になったり、たくさん翻訳本が出ています。

主人公のエリザベスと姉のジェーン二人の恋と結婚が中心の内容。
エリザベスのお相手はダーシー卿。
前半はなんとも嫌な男です。
先にダーシーがエリザベスに惹かれ、アタックをするのですが、エリザベスはスルーしたり、反撃したりと、なかなか噛み合わない二人。
そんな相性最悪のような二人が、いかにお互いの気持ちを受容し、愛しあうようになるのかが、必見です。

後半のダーシーの巻き返しがはじまると、ニヤニヤが止まりません。
ツンデレという言葉を使うことは、正しいのかどうかわかりませんが、私が思うにダーシーはツンデレだと思う。
ツンな男子好きの人は、文学だからと尻込みせずに一読の価値あり。

作品自体は18世紀頃のものです。
 いつの時代も女性の関心ごとには、恋愛と結婚は外せない話題のよう。
作品は古いものですが、今でも愛されて読まれているということは、現代の女性にも共感できる要素がたくさんあるということでしょう。

どの時代にも男女の間に、「高慢」と「偏見」があるとうまくいかないのでしょうね。

あと最後に。
ツンデレといった文学には似つかわしくない単語を用いたことに不快感を持たれた方は申し訳ありません。
ただ、現代の女性にもこの作品の楽しみ方をお伝えする手段として使用しました。



優雅な午後のための、





日東紅茶の6つのフレーバーティー。

いつも飲まないものも体験できるうれしいパック。

ホワイトワイン&マスカットティーがお気に入り。

小さじ1の砂糖を入れると、ちょうどよい甘さに。









とりあえずはじめに一言。


自分が出会ったすてきだなあと思うものたちを、他の人に声を大にして伝える場がなかったため、このブログを立ち上げました。

恋をしたときのようなきゅんとなる気持ち。
クリエイティブなものに出会ったときの爽快感。
女の子がつい呟いてしまう「かわいい」。

自分の周囲にあるそれらの欠片を、ふらーりとご紹介。

紹介するものは、ものや本、映画など、個人的に「これ!」と思ったものを掲載していく予定です。

とーってもマイペースなので、更新はゆっくりだと思います。

ときどき、覗きに来ていただいて、共有できたらうれしいです。

※イラストに意味はないです。5分でできた代物。
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