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自分の好みのものを共有する人が周囲にいないため、このような場を設けてみました。 ときどき、覗きに来ていただいて、共有できたらうれしいです。 当方、おとめちっくなものが好きですが、性格はおとめらしいかどうかはあやしいですよ…。

Archive for 2012

【スーパープレゼンテーション】自分の世界を広げるプレゼン


NHKの番組『スーパープレゼンテーション』をご存知でしょうか?

まず公式サイトの言葉を借りて、簡単に説明を。
世界が注目するアメリカのプレゼンイベント「TEDカンファレンス」。
 TEDは、価値のあるアイデアを世に広めることを目的とするアメリカの非営利団体。
会場には文化・芸術・科学・ITなどの最先端を行く「いま世界を変えようとしている人たち」が次々と登場し、エネルギーと驚きに満ちた渾身のプレゼンを披露。番組ではそのアイデアを英語で学んでいく。
だそうです。

TED?プレゼン?英語??

とりあえず、百聞は一見にしかず。
公式サイトでは、放送されたプレゼンがそのまま視聴できますので、まずそちらをどうぞ。

私のお気に入りのプレゼン。
10月8日放送のフランク・ウォーレン『50万通の秘密』より。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/121008.html




どうでしたか??

プレゼン力の高さは言うまでもないと思います。

こんな人がこんなことをしているのか!知らなかった!面白いな!

こんなことを思いませんでしたか?

紹介したプレゼンは、わかりやすくて、きっかけにはいいと思います。

他にも社会的なプレゼンなど、本当に色々なプレゼンがあります。

TED公式サイトにも、日本語に翻訳したものを掲載されているようですが、この番組は、ハイクオリティなプレゼンの中から、より選りすぐったものを放送しているようです。
スプリクトもあり、英語を勉強したい人にもちょうどよいと思います。

英語なんて無理無理て方は、プレゼンを見るだけでも楽しめるかと。

興味を持った方は、ぜひTED日本語サイトにも訪れてみてください。


国営放送の本気。究極の『高慢と偏見』

高慢と偏見[Blu-Ray] ジェイン・オースティン原作 リマスター&豪華コレクターズデザインケース仕様 【日本語吹替/日本語・英語字幕収録】
『高慢と偏見』 BBC版


*国営放送の本気を見た!


これこそ、究極のエリザベスとダーシーを描いた作品でしょう。

1995年BBCで全6話で製作されたドラマ。
約6時間もあるため、十分に世界を表現してくれている。
キャスティングも衣装もロケーションも抜かりなし。

原作を読んで、はまった人は見るべし。
『プライドと偏見』を観て、物足りなかった人は見るべし。

私は、はじめに『プライドと偏見』を観て、肩透かしを食らい、この原作愛をどこにぶつけたらいいのか、悶々としたところで、これを観たので、大満足でした。
『プライドと偏見』にも、独自の良さはあるのですが、まず原作を忠実に再現したものとしては、かなり物足りなさを感じたのです。

*BBC版の『高慢と偏見』の好感が持てた点

  • 俳優陣の見事な演技力。目力。
  • 作品全体に漂っているスタッフの作品にかける情熱が半端ない。ただのドラマと思うなかれ。
  • 「ダーシー」というキャラクターをより掘り下げた表現。
原作にはないシーンがありますが、ダーシーという人物をより掘り下げて、魅力的描くことに成功しています。
「こんなこと考えていたんだー」と想像を膨らませてくれます。
視線だけで、ダーシーがエリザベスを、エリザベスがダーシーをどう思っているのかをその時々で表現しています。
物語が後半になると、二人の視線が以前とは別の感情を含んできて、にやにや。

BBC版では、二人の結婚式も描かれ、二人の幸せな姿が見られて、本当によかったと思う作品です。

*どこで観られる?


DVD、Blu-rayは、お値段は高めなので、ダウンロード販売で観てみるとよいかもしれません。
VIDEX楽天ダウンロードで販売しているようです。
一話210円。リーズナブル。
私は、VIDEXでお世話になりました。
こちらの方が、まとめて購入すると、割引と二週間レンタル(通常一週間)になる特典がついていたので、お得感があります。

まあ、私の場合は、はまりすぎて、結局Blu-ray買ってしまったんですけどね…。





【プライドと偏見】目が合う、はじめて触れる、会えたときの喜び。


プライドと偏見 [DVD]

『プライドと偏見』
乙女度★★★★★


*恋をしたときに感じることを見事に表現。


なんだかんだ言って、初めて見た時から気になって、目が追いかけていて。
偶然にも好きな人と手が触れ合って。
気まずいときに会って、なんとか平静を装ってみたり。
会いたいと願ったときに、想い人が目の前に現れて。

見ていてきゅんとなるところがたくさんあるのです。

気づいた人はいるかもしれませんが、この『プライドと偏見』は、以前紹介した『自負と偏見(高慢と偏見)』を原作とした2005年の映画。
原作より乙女度が高くなっていると思います。


*すすめシーン!

  • エリザベスとダーシーの初対面シーン。
  • はじめて手が触れ合うシーン。
  • 二人のダンスシーン。音楽が二人の緊迫感をより表現。
  • ペンバリーでの再会シーン。
  • 夜明けの出会いシーン。
あまり詳しく書くと、観たときに面白さが半減しますので、簡単に書きました。
これらのシーンは乙女度全開です。
必見です!


*原作との差異

【個人的には…】

前述とおり、単体の映画としては、私は好きです。
ですが、高慢と偏見を原作として、それを表現できているかと考えると、物足りなさは否めません。

【ダーシーについて】

ダーシーはプライドが高く、高慢な男ですが、この映画のダーシーはただ口下手で不器用な優しい青年なんだろうなというのが、かなりはじめの段階でにじみ出てしまっています。
はじめは嫌なやつだけど、だんだん彼の本当の姿を知って、好きになっていくというのが、この作品の面白さ。
はじめの段階で、ダーシーに悪い印象を持たせて、そこから大逆転が一番わくわくする流れなのに、そのパンチが弱い。

でも、個人的には、ちょっとヘタレぽい、映画版のダーシーも好きです。

【ストーリーについて】


監督曰く、一番はじめのプロポーズのシーンで二人はすでに惹かれ合っていると説明しています。
ですが、原作では、はじめのプロポーズでエリザベスは、よりダーシーを憎む気持ち持ってしまっていることを考えると、全く原作通りというわけではありません。

約600ページの原作を約一時間半で表現するには、重要なところを抜粋し、映画独自の流れが出てくるとは思います。

【その他のキャラクターについて】


映画版のビングリーは、なんだか、その…あまり頭が良さそうな感じが…しない…。
なぜ、あのキャラクターにしたのか謎。
まあ人の良さそうな感じなのは、分かりますが…。

映画版のキャロラインも、BBC版とは違った印象。
BBC版のハイパー高飛車なまた違った感じです。
(衣装がシンプルだからそう見えただけ?)


あと!コリンズの「勘違い残念メンズ」な感じは、かなり面白く演出されてます。
コリンズとエリザベスのダンスシーンで、コリンズがエリザベスを口説いてくるわけですが、すっごくエリザベスの表情が「…まじ最悪っっ…早くダンス終われ…」と物語っているところが、笑えます。




*でもれにはこれの良さがある 


原作を読んでからだと、満点はあげられないけれど、恋愛映画としては、とてもツボを押さえた作品です。

そして、なんといっても音楽と映像美、たいへんすばらしい。

原作をご存じない方でも、「きゅん」としてみたいなあと思う方は一度ご覧になってはいかがでしょうか?


参考までに、おすすめの「はじめて手が触れ合うシーン」
http://youtu.be/SOerFYfdMTY


*すでに鑑賞した方たちへ

前述の「おすすめシーン!」について、私の一言感想です。
  • エリザベスとダーシーの初対面シーン。(ダーシー、リジー意識しまくり)
  • はじめて手が触れ合うシーン。(ダーシー、内心うはうは)
  • 二人のダンスシーン。音楽が二人の緊迫感をより表現。(ダーシー撃沈)
  • ペンバリーでの再会シーン。(ダーシーにラッキーが舞い込んできた)
  • 夜明けの出会いシーン。(胸毛が気になる)
以上!



2012/10/10 投稿
2014/05/02 編集

むずかしいことを考える前に、


無印良品のウィートオレンジで、すっきりゆったりな時間を。

嫌味のない、さわやかで心地よい甘さの香り。

アロマディフューザーに数滴落として、楽しんでいます。

【高慢と偏見】18世紀のツンデレ文学。(と言い切ったら、きっと怒られる)

自負と偏見 (新潮文庫)

『自負と偏見』 ジェーン・オースティン 

乙女度★★★


こんな男、大嫌いだって思ってたのに、まさか…こんなに惹かれてしまうなんて…。byエリザベス・ベネット(主人公)心の声代弁。

この流れを聞いて、ちょっと読んでみたくなった人いませんか?
私は本の裏表紙の「高慢なダーシーが実は誠実な人だと知ったとき…」というフレーズでやられました。

この『自負と偏見』、ジェーン・オースティン原作のたいへん有名なイギリス文学です。
 もしかすると『高慢と偏見』の方が馴染みがあるかも。
何度か映画になったり、たくさん翻訳本が出ています。

主人公のエリザベスと姉のジェーン二人の恋と結婚が中心の内容。
エリザベスのお相手はダーシー卿。
前半はなんとも嫌な男です。
先にダーシーがエリザベスに惹かれ、アタックをするのですが、エリザベスはスルーしたり、反撃したりと、なかなか噛み合わない二人。
そんな相性最悪のような二人が、いかにお互いの気持ちを受容し、愛しあうようになるのかが、必見です。

後半のダーシーの巻き返しがはじまると、ニヤニヤが止まりません。
ツンデレという言葉を使うことは、正しいのかどうかわかりませんが、私が思うにダーシーはツンデレだと思う。
ツンな男子好きの人は、文学だからと尻込みせずに一読の価値あり。

作品自体は18世紀頃のものです。
 いつの時代も女性の関心ごとには、恋愛と結婚は外せない話題のよう。
作品は古いものですが、今でも愛されて読まれているということは、現代の女性にも共感できる要素がたくさんあるということでしょう。

どの時代にも男女の間に、「高慢」と「偏見」があるとうまくいかないのでしょうね。

あと最後に。
ツンデレといった文学には似つかわしくない単語を用いたことに不快感を持たれた方は申し訳ありません。
ただ、現代の女性にもこの作品の楽しみ方をお伝えする手段として使用しました。



優雅な午後のための、





日東紅茶の6つのフレーバーティー。

いつも飲まないものも体験できるうれしいパック。

ホワイトワイン&マスカットティーがお気に入り。

小さじ1の砂糖を入れると、ちょうどよい甘さに。









とりあえずはじめに一言。


自分が出会ったすてきだなあと思うものたちを、他の人に声を大にして伝える場がなかったため、このブログを立ち上げました。

恋をしたときのようなきゅんとなる気持ち。
クリエイティブなものに出会ったときの爽快感。
女の子がつい呟いてしまう「かわいい」。

自分の周囲にあるそれらの欠片を、ふらーりとご紹介。

紹介するものは、ものや本、映画など、個人的に「これ!」と思ったものを掲載していく予定です。

とーってもマイペースなので、更新はゆっくりだと思います。

ときどき、覗きに来ていただいて、共有できたらうれしいです。

※イラストに意味はないです。5分でできた代物。
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